「足裏の感覚が鋭くなる」
優れたフィット性が足裏から得られる情報を増大させるため、感覚が鋭くなります。
「疲れの軽減、ケガの防止・足への衝撃を軽減」
運動や立ち仕事の疲労による土踏まずのアーチの落ち込みを支え、足の血行循環システムを維持し、ふくらはぎや足全体の筋肉の負担を軽減します。
また、ブーツ(シューズ)の中で足が安定し、足首や膝に対する負担を和らげ足本来が持つ衝撃吸収能力を引き出し、衝撃を分散させます。
- 腰、膝、股関節の痛みの予防、軽減
- シンスプリットの予防、軽減
- 踵痛の予防、軽減
- 外反母趾の予防、軽減
- 肉離れなどのケガを防止
- パワーをダイレクトに伝達
スノーボードをはじめた7~8年前、通っていたショップの店長さんから勧められて使用したのがインソールとの最初の出会いです。
ブーツのフィッティングに満足できず悩んでいる時にインソールを入れたため、足裏の感覚と下肢のバランスが改善され、滑走技術を大幅に向上することができました。
それから数年が経過した頃、荷降ろしや組み立ての仕事をしている際、疲労からぎっくり腰を立て続けに2回繰り返し、腰痛と坐骨神経痛の痛みに悩むようになります。
寝るのにも腰を下ろすのにも激痛が太ももの裏側に走り、歩くことでさえ困難な状態。
痛みよりも大好きなスノーボードやスポーツができないことの方が辛かったせいか、とにかくリハビリに励みことにしたのです。
しかし、腰のけん引治療や整体に通って治療しても、痛みがやわらぐのはせいぜい3~4日がいいところ。
それを繰り返して、ようやく姿勢の悪さが原因で痛みが再発していることに気づくのです。 自分用に調整されたインソールを入れ、下肢のアライメントを正常化していく方法で、姿勢を正し、治療の効果を継続させようと試みました。
その効果はすぐに現れました。
もちろん、今は腰痛や坐骨神経痛の痛みも和らぎ、スノーボードや他のスポーツを楽しんでいます。
結果、普段履いている靴やトレーニングシューズ、そしてスノーボードのブーツにもインソールは欠くことのできないアイテムとなりました。
スノーボードはバランスのスポーツでもあり、特にボディーバランスは滑走の安定へとつながります。
インソールは下肢のアライメントを正常化し、安定したライディングフォームや運動要素を引き出します。
その結果、上半身がスピードや衝撃に耐えて、バランスを維持できるようになります。
最適なフレックスや硬さ、足裏の凹凸に合わせたインソールは運動時の足とインナーのすき間を埋めます。
よって足裏の感覚を向上、さらにはパワーロスを減少させて強いエッジングを可能にするのです。
- 足の一部がインナーに当たって痛い
- ターン中にバランスを崩して転ぶことが多い
- ボードにプレッシャーを掛けにくい
- 滑走中に足がひきつる
- 足裏が痛くなってしまう
- ブーツの中で足が動く
- 指先が痛み、親指の爪に血豆ができる
- とにかく疲れやすい
これらの悩みもインソールひとつで解消できるかもしれないのです。
身体と足のバランスチェック・足の測定
インソール制作に必要な下記の項目をチェックシートに記入していただきます。
- 正面、横から観た身体のタテの軸と肩や腰などの水平のズレい
- 左右の足の開き具合や違い・ヒザの向き、かかとの角度
- 足の足長や横幅や変形部分
フットプリントによる足型の分析
立位における足裏のバランスがわかります。
パーツの選定と組合せ
ブランク(ベースパーツ)、レインフォース(強化パーツ)、エレメンツ(補助パーツ)という3つのパーツを身体と足の状態、目的に応じて選びます。
選択したパーツを的確なポジションに組み合わせ、インソールを組み上げます。
ご要望により、身体と足の状態、目的に応じたパーツのカットを施します。
パーツの結合
専用マシン「モジューラボ」を使用。 それぞれのパーツを熱圧着し、融合させることでフラットなインソールを制作します。
足型の成形
足型はバキューム式専用マシンで足や下半身のバランスを整えながら取っていきます。
スポーツの種類や足の状態に合わせて、座位、立位と足型の取り方を分けます。
熱圧着されたインソールに足型を合わせて成形します。
カスタマイズ(オプションパーツ加工)
成形したインソールを足に合わせてカットします。
スポーツの種類や目的に応じたオプションパーツをインソールの裏面に装着、加工します。
フィッティング
完成したインソールをシューズやインナーに装着します。
必要に応じてインソールを微調整する場合もあります。